頭を洗うときには

髪についてのマメ知識

2018.10.052018.10.19

「頭の匂いが気になる」
「頭皮がべたつく」
「抜け毛が増えた」
などの相談を受けます。

これらは、
・シャンプー剤が合わない
・シャンプーのやり方が適していない
・シャンプーを頑張っているけど、流しが甘い
・１度しか洗わない
・シャンプー後に髪を乾かさない
などが考えられます。

人によって頭皮の状態は違いますが、
基本的にシャンプーは２度洗い
（１度シャンプー剤をつけてから流し、もう１度シャンプーをすること）
をお勧めしています。
汗、ホコリ、整髪料、頭皮の脂っぽい人、昨日洗ってない場合など、
いろいろな汚れが頭皮にはつきます。
頭皮を清潔に保つにはしっかり洗うことは大事です。

でも、普段何気なくしているシャンプー、
何が正しい方法かは、なかなか知らないもの。

そこでシャンプーの方法を紹介っ。

１　しっかりと髪を濡らす

髪に付いている汚れには水に溶ける成分もあります
さらに髪がよく濡れていないと、シャンプー剤を付けても泡立ちません。
お湯だけで髪や頭皮を洗うような感じで濡らしましょう。

２　シャンプー剤を手に取って泡立ててから髪になじませる。

シャンプー剤を手に出し、そのまま髪にドバっとつけていませんか？。

この方法は髪全体にシャンプー剤が行き渡らなく、
濃い状態で髪に付くために、
すすぎ残しの原因にもなりやすいのです。
手でシャンプー剤を軽く泡立ててから髪につけましょう。

３　しっかり泡立ててシャンプーする

髪は水を吸ってダメージを受けやすい状態になります
（キューティクルが開いたりしておこります
→濡れたまま）
泡がないと髪が擦れ合い、傷みの原因にも。
泡はクッションの役目をしています、
しっかりと泡立てることは重要です。
１度目のシャンプーで髪の汚れを落として泡立てやすくし、
（ここの流して２度目のシャンプーへ）
２度目のより泡立つ状態で頭皮をしっかり洗いましょう。

４　しっかり流す

流し残したシャンプー剤によって、
フケ、カユミの原因となる場合も。
汚れと一緒によくすすぎ流しをして下さい。

５　髪の水分を切ってからトリートメント

濡れすぎるとトリートメントが薄まるために、
よく水気を切ります。
頭皮にベタっとトリートメントを付けると毛穴が埋まってしまいます。
地肌になるべく「ベタ付け」しないように注意しましょう。
中間から毛先につけるイメージで。

６　適度にトリートメントを流す

あまりしっかりと流すとトリートメントの意味が無くなります。
逆に残しすぎもベタベタになったりと。
頭皮に残ればトラブルの元になるので、
適度に流すのがベストです。
この表現が難しいのですが、
シャンプーのときよりはゆるく流します。
トリートメントのタイプや好みによるところも大きいです。

以上がおおまかなシャンプーの流れ。
実際は頭皮に付けても平気な（むしろ付ける）タイプのトリートメントや、
本当に軽ーく流す方がいいトリートメントもあり、
あなたが持っている商品の特性を知ることも重要です。

毎日洗って清潔が１番。
ただし、乾燥しやすい頭皮の方は1度洗いや、
２日に１度２度洗いなど頭皮の状態に合わせて洗いましょう。
「年をとるとベタベタしないからシャンプーは３日に一度」
「あまり（乾燥したくないから）脂をとらないほうがいいと聞いた」
などの話からシャンプー回数が少ない話も聞きますが、
同じく頭皮は清潔にするのが１番。

あなたの頭皮がどんな頻度で洗えばいいのか？
気になりましたら来店したときにご相談下さい。

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