抜け毛の話と対策品

髪についてのマメ知識

2018.10.04

「何だか最近抜け毛が多くて…」という話を秋はよく聞きます。
その原因は昨日、１週間、１ヶ月前では無く、
もっと前に。

成長していた髪が自然と抜けるには（退行、休止期を合わせて）６ヶ月かかります。
抜ける原因は６ヶ月前以上にあると、
以前に禅で扱っている育毛剤メーカさんは言っていました。
６ヶ月と言えばちょうど春頃。
春から夏の紫外線の影響で、頭皮はダメージを受けます。
血流が悪くなり、より栄養が行かない状態へ。
紫外線が１番強いのは春でして、
このダメージの蓄積から抜け毛は秋に多いと考えられます。

さらに、
皮膚を守っているのは「皮脂膜（汗＋脂）」ですが、
夏に汗をかくと皮脂が多くなり過ぎて汚れの原因に。
そうなると、皮膚を守れない状態に。

そして暑さからの食欲低下や水分の取り過ぎで、
髪（体も）の主成分である「タンパク質」も低下し、
これらの要因も＋され、
秋〜は髪が抜けやすくなります。

その他日常生活では

・食生活、インスタント、加工食品が多く、ミネラル、ビタミンが低下
・ストレス
・生活習慣（睡眠など）
この３つが乱れると抜け毛、薄毛の原因にもなるので要注意。

年齢による変化

男性は年齢と共に男性ホルモンが増えます。

女性は男性ホルモンは変わらずに、
女性ホルモンが低下して行きます
→女性も男性ホルモンを持っていますので、
男性ホルモンが増えたのと同じことに。

女性ホルモン　　女性は２０才から減少	男性ホルモン　男性は６０才まで増加
髪の成長、維持
皮膚サイクル調整
皮脂の調整	皮脂を出す

ホルモンのバランスがくずれると脂を出す「皮脂腺」が大きくなり、
血管を圧迫して栄養が届きにくくなります。
そのホルモン。
実は抜け毛には男性ホルモンがとても関係しています。
薄毛、抜け毛の８割は脂漏性（文字通り、脂が漏れる）によるものが多いのです。

男性ホルモン（皮脂を出す効果）と５αリラクターゼ（酵素）が結合すると、
抜け毛の原因物質ができまして（５αＤＨＴ）、
脱毛症へと繋がります。

ですので、

脂と原因物質を抑えるのは、
とっても大事なことなのですっ。

対策商品

この原因物質の結合を抑制する商品は
→クールエッセンス

禅で扱っている育毛剤
→ハツモール（メーカーHPへ）
先ほど説明した逆である「女性ホルモン」が配合されていまして、
様々な調整をしています。
写真の左右２つの育毛剤の説明は
→育毛剤の使い分け