新旧ホットパーマの違い

ホットパーマや縮毛矯正のパーマ液を、新しい物に交換しました。
最近はその特性をつかむべく、色々実験しています。
  
パーマ液が変わったことで施術方法も変わり、ダメージがほぼ無く自然に柔らかく仕上がり、時間短縮、カラーとの同時施術が可能などのメリットが増えました。

今回は、新たに交換したホットパーマの薬剤と、以前の薬剤との施術の違いの説明です。

人形の左右で実験。写真の右は旧薬剤。
 
まずは旧薬剤から、パーマをかけたい場所に薬剤を塗布。
以前のホットパーマのやり方はこちらもどうぞ→ホットパーマの工程説明

その後時間を置いて、

薬剤の反応をチェックして状態がよければ、シャンプー台でシャンプーへ。
薬剤をしっかりと髪に残らないように流す。

 
その後、ロッドを巻く。
左、新薬剤をここでカールの欲しい部分に塗布しロッドを巻く。
左右で同じ太さ、同じ回転数で違いをチェックしてみます。
新薬剤は最初の工程がありません、その分時間短縮になります。営業ですと髪質にもよりますが、短縮分は20~30分程でしょうか。

 
熱を加えて時間を置いていく。
禅にある機械だと、旧薬剤は役110度、新薬剤は50度での施術。温度が低いとそれだけ、髪にも優しいのです。

 
旧は温度が高い分早めに加温は終了。冷ましてから、2剤を塗布し固定していく。
新はまだ低温でじっくり加温中。

 
旧、2剤を塗布後、所定の時間放置。
新、その間に時間になり加温終了、ロッドを外して冷ましていく。

それぞれ時間が来たので、旧のロッドも外し、流す前の状態比較。

旧、薬剤側。


 新、薬剤側。

 
同じ太さですが、こう見るとクルクル感が多少違ってみえますね。

シャンプー台で、薬剤を流します。これでパーマ工程は終了。

パーマ液を流した後の状態比較。

旧、薬剤


新、薬剤。


濡れている状態では、旧薬剤側のカールがしっかりしてるように見えますね。

さて、乾かしてみましょう。
ここでは、あえてドライヤー乾かしただけの状態(ブローをしていない)の違いです。
 
旧、


新、左右では、新薬剤のほうが、自然な感じのカールにみえます。

 
後ろから。
実際に新薬剤のほうが、クルっとしていまして、柔らかく自然な感じがしました。

旧薬剤も、それ以前のホットパーマに比べるとかなり髪に優しいものになっていたのですが、それを大幅に上回る質感となっています。
写真だと分かり難いのですが、触ってみたり、手を通して動かしてみると、動きや質感は左右で違っていましたよ。

新、旧、ホットパーマの違いを簡単に書きましたが、以前よりもお客様の時間、ダメージ、料金(これにつきましては、4月の消費税が変わるときにしっかり設定します)の負担が軽くなっています。

適さないヘアスタイルもありますが、ホットパーマは、普通のパーマと違い、乾いてもカールがダレにくく、大きいカールが出やすいのが特徴。

あなたのヘアスタイルに適すか適さないかなど、興味がありましたら、酒井までどうぞっ。

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