ハーブカラーの色を出す

2月から使っているハーブカラー。個人的にとっても気に入っていまして、実際にお客様からも好評です。

そのハーブカラーですが、色味の種類を新たに仕入れて増やしてみることに。
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今回新たに、グリーン、ブルー、イエロー、パープルを入荷。

さて、パンフレットはあるのですが、実際の色味をテストします。
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真っ白な毛束に色を塗る。原色(イエローならイエローのみ)と原色と茶色を1:1の割合でミックスしてテスト。

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左上、グリーン、右上ブルー、左下イエロー、下中パープル、右下レッド。写真なので現物とは違って見えますが、イメージはこんな感じ。パンフレットとは違うので、実際に使うには目で見て特性の確認は必要です。

ハーブカラーは黒髪の色は変わらず、白髪が染まります(茶色の髪であれば染まります)。ですので、白髪に原色を塗ると、白→ブルー等に染まるのです。

「そんな色する人いるの?」という声もあるかと思いますが、茶色と混ぜることで、微妙な茶色が今までよりも表現できますし、補色としても使えます。

補色とは字のごとく補う色でして、赤色ならば、緑。オレンジなら青、黄色なら紫が補色でして、反対の色を入れることにより色味を補います。赤系の茶色を抑えたければ、緑を重ねれば、赤みは弱くなるのですよね(簡単に言うと)。色相環←を見ると分りやすいですね。

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今回それぞれの原色に混ぜたのは、一番明るいブラウン(赤印の上下)を1:1の割合ですが、割合や濃いブラウンに変えたりすると色々なバリエーションが作れます。さらには赤と紫の中間色や、黄色と緑の中間色など、細かい調整も可能です。

ハーブカラーは白髪染め専門という訳ではなく、カラー毛のトーンダウン(色味チェンジ)にも使えますし、その他の用途も考え中。どんどん喜んで頂けるように、色々やってみたいと思います。

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