乾かすことの重要性

よく「髪を乾かしたほうがいい」という話を聞いたことがあると思います。

でも、いったい何にいいのか知っていますか?

・髪型の話で言うと、自然乾燥ですと、そのまま乾くのでクセがでたり、まとまりが悪くなります。夜に洗ってそのまま乾かさないで寝てしまうと翌朝のスタイリングは大変なことに。なので良いヘアスタイルになる基本はます乾かすこと。手グシでもいいので、乾かしすぎに注意してドライヤーをして下さい。

・衛生的な観点からは、濡れた状態は菌が繁殖しやすくなります。髪が匂う、何だか痒いなんてことにもつながりますので、乾かすのがいいのです。

・髪のダメージから見ると、髪の毛は水を吸うとふくらみます(膨潤)。髪の毛が水を吸うということは、水はどこからか侵入しています。それは髪の毛の外側にあるキューティクルの隙間から。

キューティクルはうろこ状になっているのですが、それが水を吸っていると「うろこが少しめくれあがっている」状態に。めくれているので、髪の毛同志で摩擦が起きると剥がれやすくなるのです。キューティクルが剥がれれば、内部もダメージを受けることに。なので乾かしてキュっとうろこを閉じることも重要です。

さらに髪の安定する状態は弱酸性、水は中性。なので安定状態より濡れていると、少しだけ不安定にもなっていますので、乾かして安定状態にして下さい。海やプールで髪が傷むのは、濡れて不安定状態でさらに紫外線に当たったりもするからなのです。

乾かすのは、乾かしすぎは良くないと書きましたが、半乾きでは足りません。乾かして湿った感じが無くなる程度は、乾かしてみて下さいね。乾かすのはヘアケアの第1歩なのでした。

Pocket

コメント

タイトルとURLをコピーしました