ブリーチ1回にグレーをのせる

カラーの色味の実験記録。

綺麗なグレーにしたいけど、
ブリーチ2回は時間や髪に負担もあります。
髪をケアしながらのブリーチもありますが、
営業でもやる率の高い
ブリーチ1回毛にアッシュをのせるとどうなるの?
(どうにか綺麗に出せないか)
という実験です。


まずは1回目のカラー。
ウィッグの色を抜いていきます。


ブリーチ1度の状態。
バレイヤージュという技法を使ってブリーチしていいます。
それにつきましては、
バレイヤージュとは
をどうぞ。


色を抜いた場所へグレー(アッシュ)のカラー剤を塗布します。
色素表やチャートを見つつ色の選択。


書いた本人でもほぼ読めないようなカラー剤の調合メモ。
根元から毛先にかけて自然な仕上がりにしたいので、
表面の根元4センチくらいは
A6p:A7:V7
20: 1: 1
A6pはキャラデコブェのアクティブゾーン
無彩色(グレー)ベースでブラウンが無配合、
そのグレーがどうなるのか実験。
その他は、キャラデコのミュゼリアを使用。
オキシは2%を等倍。

根元以外は
A6p:A7:V7   クリア
(20: 1: 1)
2  :  1
根元用に対してクリアを入れて色を薄めています。
こちらもオキシ2%で薬剤と等倍量。

なぜ?A6p単品使用でないのかは、
下の色素配合を見ると、

アッシュ(ブルー)の色素があんまり入っていない。
A6pだけどほぼグレーのイメージ。
それでも白髪にはいいのですが、
アクティブゾーンは白髪ベースの考え)
今回色を入れるのはブリーチ1回の金髪。
金=黄〜オレンジの色にグレーを重ねるということ。

そうなると黄〜オレンジが邪魔して、
綺麗なグレーにはならないのですっ。
そこで

イラストのような補色の関係にある、
青系の色をミックスすることにより、
黄〜オレンジの色味を打ち消し、
きれいなグレーを目指します。
そのために補色をA6pに対して10%ほど入れました。
10%が適切だったかは、また検討ですが。


根元塗から毛先へも塗布。
タイムは15分入れましたが、
10分でもよさげだったので、
10分でシャンプーへ。


タオルで拭いた後。


乾かしてグレーの色をチェック。


ライトの当たり方によって見え方が異なりますが、
今回のカラー剤だとこんなイメージ。


綺麗な色ですね。


外にでて太陽の下で色のチェック。
ブリーチ1度と比べるとかなり違います。
結果的には当初の15分でシャンプーしてもよかったかも。
ただし色の持ちは悪く、
紫シャンプーなどを使用すると多少いいかもしれませんが、
1週間もすると左には戻りませんが、
徐々に色抜けしていくかと。

そんな工程を、
より詳しく解説した動画もよければどうぞ。


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