カットで使うハサミは色々あります。
長さをカットするハサミは
濡れいる髪に使うといいタイプや、
乾いた髪に使う物などもあります。
髪の量を減らすにも、
１度の開閉で沢山量が減る物から少ししか減らないものもあり、
様々な状態や技術によって使わ分けをしています。
禅のカットは、
作りたい形を切ってから、
（髪を濡らしたり、乾いた状態などは状況次第）
量の調整をします。
量を取るのに使う道具は「梳きバサミ」を使うことがほとんどです。
レザー（かみそり）も持ってはいますが、
２０１８年２月現在では、
使わないことがほとんどです。
（技術は日々変わるので、先のことは分かりませんけど）
主に使っている梳きバサミは２本。
上のハサミは１度の開閉で約３５%ほど髪の量が減り、
下のハサミは乾いた状態で使うことがほとんどですが、
１度の開閉で１〜１０パーセントほどしか減りません。
下のハサミは、
コレ→https://www.frenchcutgran.com/category/outline
に使うハサミ。
特にこの技術がすべてではないので大きく言ってはいませんが、
１０年くらい前からちゃんと認定店となっていたりも。
拡大してみると、
刃先の形状も違っていますよね。
左の刃先の溝には髪が数本入って量が落ちます。
右の刃先には溝に１本しか入らない（まれに２本入ることもありますけど）ので、
取れる量が少ないのです。
取れる量が少ないから、
根元からハサミを入れられるので、
（入れられるけど入れちゃいけない場所もありがすが）
よりスッキリ感などを出せます。
癖や頭の形を見ながら綺麗に切るのも大事、
その切った形を適切な量にするのもまた大事。
気にして見て頂けると、
ハサミを持ち替えています。
興味がありましたら、
「どうしてそう切るの？」と質問もどうぞ〜。
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