パーマの強さと持続

「パーマを持続させたいから強くして」という要望があります。
合っているようにも聞こえますが、様々な場合があります。

今回の希望は良く聞いてみると、
しばらく来れなくなるから、強くかけてもたせたい。
そのパーマの巻き方は、

こんな感じなのですが、
部分的なパーマで欲しいのは上のボリューム。

強くかけてクルっとがボリュームと感じるのならそれもいいのですが、
手で乾かして終わりにしたい場合には、
強いとカールが伸びないでウネウネすることにも。
そうなるとブローをしないといけません。
手間がかかっては本末転倒ですので、
今回は自然に手グシで乾かしてOKな自然なヘアスタイルに。

さらにトップのボリュームが欲しい場合は、
強く巻いても(細いロッドで巻いても)伸びてきた根元はペタッとします。
さらに伸びると根元にパーマが効いてない状態となり、
結局はボリュームアップしないことにも。

ボリュームが出る期間を長くしたいからパーマを強くは、
全くの間違いではありませんが、ケースバイケース。
ただ強いカールを作ればいい、
ということではないのでした。

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