パーマの強さ

パーマをかけるときの「つよさ」の話。

パーマ液をつけているときに、
「パーマをしっかりかけたいから、いっぱいパーマ液をつけて」
と言われることがあります。

これって正解だと思いますか?。

そもそもパーマ液の種類も様々ありまして、
禅では髪質、髪のダメージによってパーマ液を選定しています。
さらにダメージ度合いによって、
髪に栄養補給もしつつ、
健康な髪と同じような状態にしてパーマをしていきます。

同じ髪に同じパーマ液でも、
1剤の時間が7分と10分では、
10分のほうがカールは強くなります。

毛束の量をたくさん(あつく)巻くのと、少なく(うすく)巻くのでは、
少なく巻いたほうがしっかりかかります。


同じ髪の長さだとして、
巻くロッドが細いほどカールは強くなります。

パーマのつよさは薬剤選定、時間、巻く髪のあつみ、ロッドの太さなどの組み合わせ、
さらにスタイルによる角度や巻込み方によりカールをつくっています(禅では)。

狙ったカールが出れば方法は様々ある為、正解はたくさんあります。
・やさしい薬剤だけど、細めのロッドを使ってかける
・髪に対して適正な薬剤とちょうどいい太さのロッドでかける
・髪に対して適正な薬剤で厚く髪をとり、やや細いロッドでかける
この3つだけでもアプローチは違いますが、
結果同じようなカールを作ることは可能なんですよね。
「やさしい薬剤で長い時間」と「適正な薬剤でちょうどいい時間」、
「強い薬剤で短時間」ではダメージ度合いは同じと考えています。
ただし、強い薬剤で短時間は様々なコントロールが非常シビアですけど。

禅では1番シンプルな、
「髪に対して適正な薬剤とちょうどいい太さのロッドでかける」方法をとっています。
さらにカールを強くしたければ、同じ薬剤のままロッドを細くし、
カールをゆるくしたければ、同じ薬剤のままロッドを太くしていきます。
薬剤は髪に対してちょうどいい強さを選択しているので、
つよさはロッドの太さで調整しているということに。

さて最初の質問ですが
「強くかけて欲しいから、パーマ液をたくさんつける」。
つけないよりはいいのですが、
強くしたいのなら、最初からもっと細いロッドを使います。
パーマ液をいくらたくさんつけても、
ロッドの太さ以上にはクルクルしませんので。

もし前よりもパーマを強くして欲しい、
そんな要望がありましたら、
巻く前に相談するのが1番ですよ〜。

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