市販と美容室のカラー剤の違い

「市販と美容室のヘアカラー剤は違うの?」と聞かれることがあります。


美容室で使われているカラー剤のほとんどは、
1剤はアルミのチューブで、2剤はボトルに入っています。
この2つを混ぜて、微妙な加減の様々な色をあなたに合わせて作り出します。

市販のカラー剤は、
ブラシがついていたり、泡が出たりなどなど、
1剤と2剤が同時に出るタイプもあります。
色味が豊富というよりは、限られた色調で
自分で塗っても失敗しないことが大事として作られています。
 
その他には、
市販…薬の強さは一種類のみ(強いものがほとんど)
美容室…カラー、ブリーチなどの薬品の強さも、強い~弱いものまで種類が多いなど。

ヘアカラー剤は、1剤と2剤を混ぜて使用し、
1剤は染料とアルカリ剤、
2剤は酸化剤が主成分。
市販と美容室のカラー剤では、
1剤のアルカリ剤の成分が違うことが多いです。
「ツンとした匂いのしないヘアカラー」が喜ばれますが、
市販のものは、刺激の少ないアルカリ剤が使われている(ことが多い)。
刺激は少ない代わりに、アルカリが髪に残りやすくダメージしやすいのです。
美容室のものは、アルカリが髪に残りににくく、ダメージは低い(ものが多い)。

髪のダメージはカラー剤の違いにもよりますが、
塗り方が大事でして、塗る人によってダメージ度合いは変わります。
自分で塗ると、明るくしなくていい場所にも同じカラー剤がついてしまい、
必要以上に髪にダメージを与えるケースが多いようですね。

市販のカラー剤のメリットは
①安い
②早い
③美容室に行けないから
(小さい子供がいるなど)
④美容室に行く時間が省ける
⑤自宅で好きなときにできる
などなど

美容室のメリットは
①キレイに仕上がる
②髪が傷みにくい
③似合う色を考えて施術してくれる(店もある)
④色持ちがいい
⑤おしゃれなカラーができる
などなど

あなたの生活パターンや価値観によって、
考えることは様々ですよね。

市販のカラー剤は、お客様が使うことが主。
美容室のカラー剤は、美容師が使うことが主。
それぞれ施術する人に使いやすいように作られているのが、
1番の違いではないかと思います。

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