カラー、パーマの保護剤

最近カラー、パーマの保護剤のサンプルをもらいました。

どうしても、カラーやパーマを何度も繰り返すと髪は傷みます。髪処禅では、「なるべく負担をかけないように」と考えあれこれとやってはいるのですが、どうしてもパーマは何度もかけてる人や、そうでなくても毛先がパサッとしやすいのですよね。

毛先に行くほど、以前に生まれた毛なので、自然なダメージ(紫外線、摩擦、熱)も受けていますし、髪の量も梳かれて薄くもなりダメージを受けやすい。なので、ツヤっとしたカールは憧れです。

今回のサンプルは、「傷んだ髪に栄養を入れていく」薬剤というよりは、コレをつけると「ダメージから髪を保護」の薬剤。かなりの保護力で、カールの毛先などもパサつかないのだとか。効果的なら、やや値段はお高いが欲しいので、考えるよりも結果で検証をしてみることに。

(実験記録にもなっているので、マニアックな用語もあります)では、スタートっ。

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初めに分け取り、最近はあまり使わない、明るめの薬とブリーチを10%混ぜ塗って自然25分放置。

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写真で見て左(指差している側)にサンプルの保護剤をつけて、11ミリのロットで3回転で巻く。本来は明るくなっている髪では選択しない(ややダメージを受けているので、強い薬は本来は必要ない)、強めの薬剤でパーマ。パーマ液2種類、後ろはサプリH、前はTG70で両サイド。1剤10分後、シャワーで水洗、中間処理で2液7+7分。

保護力が凄いとの話だったので、あえてお客様ではしないことで実験しています。

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さらに、カラー、パーマと続けてした髪に、もう1度左に保護剤を塗り、ロットを19ミリ、2回転に変え、先程と同じパーマ工程。

同じ日にココまでする人はいませんが、保護力のテストですので。先程の1回目のパーマ後でも、手触りが多少違ってきていましたよ。

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さらには、ダメ押しで、カラー、パーマ×2回の後にさらにまた、左に保護剤をつけて、1回目のカラーと同じく明るめの薬剤を塗布して、自然25分でシャンプー。

1日に、続けてカラー×2、パーマ×2をやった計算。本来ならしませんが、これくらいやって違いを確かめたかったので。

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シャンプー後にトリートメントはつけないで、乾かしたあとの状態。写真だと分かり難いのですが、右はパサパサ、左のほうが潤っていましたし、なにより手触りがかなり違いました。今回はこの保護剤だけでの施術でしたが、営業で使うなら、コレ+栄養剤も使うのでもっといい仕上がりになりそうですね。

髪処禅でこだわっているのは、やはり「いい物を提供する」こと。接客、サービスも大事ですが、やはり「いい仕上がり」が1番大事(禅ではね)。

もちろん、「ウチは安さが魅力だよ」、「私たちは接客に力入れてます」というお店もあると思いますが、禅は「いい物を提供したい」との考えです。でも人によっては「禅の接客がいいのよね」「禅のガヤガヤしてない、自分だけの空間が好きなの」という人もいるとは思いますが、実は1番力を入れたいのは技術なのです。どう見られているかは?ですね、今度聞いてみようかな。

 「私は髪処禅のココが好きっ」を知りたいので、教えて頂ければと。次回来店時やkamidokoro-zen@amber.plala.or.jp←メールでもお気軽に。答えが聞ければ嬉しいなぁ~。

新たな薬剤を使い、よりいい仕上がりが結果から提供できそうなので、使うのはいいのですが、正直その分コストもかかるのです。なので、その分はどうしようかな?という検討のほうが、時間がかかりそうだったりも。

よりいい物が欲しい=無料、は難しいので、さてどうしようかな。

以上、実験記録と感想でした。

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