髪を染めるときに使う「ヘアカラー剤」を数か月前から新しい物に変えはじめてまして、
より髪に優しく、染まりもいいとのことでチェンジ中。
では何が髪によくなったのでしょうか?、
ここからちょいとマニアックな話になりますよっ。
ヘアカラー剤は第1剤と第2剤(ほぼ過酸化水素)から出来ています。
今回はこの第1、第2剤共に変えたのだが、今回はのポイントは1剤。
1剤の中は
「酸化染料(簡単に言えば色がつく元)」や
「アルカリ剤(髪を膨潤と2剤の過酸化水を分解する)」などなどが入っているのです。
1剤で特に大事なのが上の2つ。
で、個人的にその中でさらに注目したのが「アルカリ剤」。
このアルカリ剤で主なものは
アンモニア… 発色、色をぬく力(ブリーチ力)には一番。髪への浸透にも優れているが、
揮発性が高いので、髪へ残ることが少ない。、
ただし臭いが強く、目にしみたりも。
モノエタノールアミン… アンモニアと比べて発色、ブリーチ力は弱い。アンモニアに比べると
揮発性は少なく、臭いは弱いが、髪に残りやすい。
トリエタノールアミン… モノエタノールアミン(モノエタ)よりも発色、ブリーチ力は弱い。
揮発性がなく、臭いもないが、髪に残りやすい。
AMP… モノエタ、トリエタに近い特徴。揮発性がなく、臭いも少ないが、髪に残りやすい。
(正確には長いので割合)
とあるのだが、アンモニアは臭いはあるが、アルカリが髪に残りにくいのでダメージは少ないのです。
髪は酸よりもアルカリに弱いのだっ。
で、今度のカラー剤は「アンモニア」を使っているので、髪によくない「残留アルカリ」
を解消しています。使うアルカリ自体も30%減量。
今までも「残留アルカリ」を除去する施術をカラー後のシャンプーのときにしていたのだが、もともと解消されていればよりよしってことで。念の為別の髪にいい効果があるので、
この作業は継続してやっていますけども。
「いくら髪にいいとは言え、アンモニア臭いのはちょっと」と思うかもしれませんが、
製法により不快臭を軽減しているので安心です。
さらに以前よりもよく染まるのだが、染料、アルカリは減っているので結果、
「頭皮への負担(刺激など)」も軽減されています。
その他にも(かなり長くなるので割合)改良されているのが今回テェンジ中の
カラー剤なのです。
さすがに薬局、ドラッグストアー(今はどこでもか)売って言うカラー剤と
比べると違いはありそうですね。
これからもどんどん、あなたの為にいいものがあれば、使うようにして行きますねっ。
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