「頭の匂いが気になる」という相談を受けることがあります。
原因はそれぞれですがシャンプーの話ですと、
・シャンプー剤が合わない
・シャンプーのやり方が適していない
・シャンプーを頑張っているけど、流しが甘い
・1度しか洗わない
・シャンプー後に髪を乾かさない
などが考えられます。
人によって頭皮の状況は違います。
基本的にシャンプーは2度洗い
(1度シャンプー剤をつけてから流し、もう1度シャンプーをすること)
をお勧めしています。
汗、ホコリ、整髪料、頭皮の脂っぽい人、昨日洗ってない場合など、
いろいろな汚れが頭皮にはつきますよね。
清潔のためにしっかり洗うことは大事です。
でも、普段何気なくしているシャンプー、その正しい方法は、なかなか知らないもの。
そこでシャンプーの方法を紹介しますっ。
1 ・しっかりと髪を濡らす。
髪に付いている汚れには水に溶ける成分もあるので洗い流します。
さらに髪がよく濡れていないと、シャンプー剤を付けても泡立ちません。
お湯だけで髪や頭皮を洗うような感じでやるといいですね。
2 ・シャンプー剤を手に取って泡立ててから髪になじませる。
やりがちなのはシャンプー剤を手に出し、そのまま髪にドバっとつけて頭皮で泡立てる作業。
これだと髪全体にシャンプー剤が行き渡らなく、濃い状態で髪に付くために、
すすぎ残しの原因にもなりやすいのです。
手でシャンプー剤を軽く泡立ててから髪につけるといいですよ。
3 ・しっかり泡立ててシャンプーする。
髪は水を吸ってダメージを受けやすい状態になります
(キューティクルが開いたりして→こちらを参考に)
泡がないと髪が擦れ合い、傷みの原因にも。
泡があるとクッションの役目をしてくれるので、
しっかりと泡立てることが重要。
1度目で髪の汚れを落として泡立ちやすくし、
2度目のより泡立つ状態で頭皮をしっかりあらいましょう。
4 ・しっかり流す。
流し残したシャンプー剤によって、フケ、カユミの原因となる場合も。
汚れと一緒によくすすぎをして下さい。
5 ・髪の水分を切ってからトリートメント。
濡れすぎるとトリートメントが薄まるために、よく水気を切ります。
頭皮にべたっとトリートメントを付けると毛穴が埋まってしまいます。
地肌になるべく「ベタ付け」しないように注意しましょう。
中間から毛先につけるイメージで。
6 ・適度にトリートメントを流す。
あまりしっかりと流すとトリートメントの意味が無くなります。
逆に残しすぎもベタベタになったりと。
頭皮に残ればトラブルの元になるので、適度に流すのがベストです。
この表現が難しいのですが、シャンプーよりはゆるく流します。
トリートメントのタイプや好みによるところも大きいです。
以上がおおまかなシャンプーの流れ。
実際は頭皮に付けても平気な(むしろ付ける)タイプのトリートメントや、
本当に軽ーく流す方がいいトリートメントもあり、
あなたが持っている商品の特性を知ることも重要です。
これから暑くなってくる時期は毎日洗って清潔が1番です(酒井は通年毎日2度洗いします)、
ただし、乾燥しやすい頭皮の方は1度洗い(毎日)でもいいかと思います。
「あまり洗わないほうがいいと聞いたから2~3日に1度軽く洗う」という話も聞くのですが、
あまりススメはしません。
髪の生える土台となる頭皮。
顔(の皮膚)は毎日洗って化粧水など色々することも多いと思いますが、
その延長で頭皮もしっかりケアをしてみてはいかがでしょうか?。
頭皮ケア商品
シャンプーと一緒になら
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髪処 禅
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