自分で染めるのなら

自分でヘアカラーをしている人も多くいます。
薬局などには沢山のホームカラー剤は売っていますから。

お手軽なホームカラー。
お手軽だけに、ダメージ毛にもお手軽になってしまいます。

では、どうすればいいのでしょうか?

話を聞いていると、染める理由の多くは根元が伸びてきたから。

根元に黒髪や白髪が出てきて、気になるケースが多いです。

禅で染める場合やり方は様々ですが、
例えば「根元が伸びて(白髪、黒髪)、カラー部分の色抜けが気になる(白髪の色が薄くなる、髪色が明るくなりすぎる)場合」は、
 
根元は根元用の薬剤を作り、既染部分はダメージをさせない薬剤を塗布。
つまり、根元と中間~先は別の薬剤を使い、ダメージコントロールをしています。
プラス、カラー前にしっかり栄養補給、カラー後にはまた髪にいいこともしています。

根元だけのカラーでも、
先に赤矢印部分を塗ってから時間差で、
最初の薬剤のパワーを弱めたり栄養剤を入れて青の部分へ伸ばします。

ホームカラーの場合は、
根元のオレンジ部分だけをカラーしたくても、
 
一気に毛先まで(青矢印)カラー剤を塗ってしまったり、
根元だけ塗ってたつもりが、いつの間にか全部に薬剤がついていたりも。

市販のカラー剤は、1回以上ヘアカラーをした髪をどうこうするタイプではなく、
 黒髪も、何度もカラーした髪も同じ薬剤になってしまいます。

なるべくなら、必要な場所に、必要な量を、必要な時間塗布したいもの。
禅では当たり前の基本的なことは、
当たり前に行ってダメージの軽減をしていきます。

「とは言っても自分だと難しいだよ…」
その気持ちも分かります。
市販のカラー剤1つで塗るのであれば、
1、気持ちとしては、根元だけ染めればいいときは、とりあえず頑張って根元近くを塗る。

2、カラー剤がついてしまいそうな中間~先は、
予めいつもお風呂で使っているトリートメントを薄めて塗っておく。
さらに、毛先のダメージが気になれば、薄めないでトリートメントの原液を塗るなどの対処を臨機応変で(緑矢印)。

3、全部で30分放置するとして、多少毛先に色を入れたければ、
時間差で中間~先(青矢印)へ1で塗った残りを塗布。
15~20分経過後に時間差で塗って、全体の色を整えます。
可能であれば最初の薬剤に、水やトリートメントを薄めた水を混ぜてもOKです。

2のトリートメントがついていても、物にもよりますが、色味は入ると思います。
ダメージした髪ほど色は入りますし、色は出て行きます。

「長く時間を放置すればするほど色が入る」と思っている人もいるかもしれませんが、
かえってダメージが進行しますから
、注意が必要です。

場所によっても染まりやすい部分などもありますので、
薬剤の塗る量も注意したいポイント
だったりも。

何も気にしないで、カラー剤を塗るのと、
気にしながら何度もするので、確実にダメージ度合いは違います。
綺麗に見せたいのに、
髪が傷んで綺麗に見えないのでは本末転倒です。

面倒かもしれませんが、自分でやる場合にはご注意を。
面倒だなぁという場合は、
禅では髪にいいことは料金の分だけ色々していますので、
お試し下さいませ。

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