ハーブカラーの実験

ハーブカラーの実験をしました。

ハーブ(植物)にヘアカラーで使っている染料を混ぜた物でして、それを水(お湯)で溶いて髪に塗るのです。髪に対する負担は全く無く、何度やってもダメージはありません。ただし、ヘアカラーでかぶれたことのある人は、かぶれますので使用はできません(ヘアカラー剤に含まれる「ジアミン」のアレルギー)。

P1157504.jpg
全く染めていない、白い毛束を用意して、5種類色を作って試してみる。上の段には以前に実験したヘナの毛束が。白い毛束に塗ることで、そのカラーがどんな色に染まるのかが分かると、実際の仕事のときに、色味を作る参考になるのですよね。

P1157507.jpg
何をどこへ塗ったのかが分からなくならないように、メモ紙などを用意して塗っていきます。

P1157508.jpg
ラップしてそのまま自然に25分ほど置いてシャンプーしてみました。

P1157513.jpg
染まり上がり、分かりやすく用紙に貼り付けて比較。

少し前から、髪処禅のお客様でもヘナやハーブ(植物)の需要が出てきています。でも天然のヘナだと、濃い色にするのは難しいのですよね。

そこで今回、ダメージはヘナと同じく無いのだが、ヘアカラーの茶色の染料が2~3パーセント入ったハーブカラーだと、少し濃い色が作れるので、試してみたのでした。

P1157512.jpg
ちなみに、こちらは天然のナチュラルヘナ(オレンジ)とインディゴ(紫)で作った色。2つを混ぜる度合いで色が変わるのですが、色の濃さには限界が。

P1157515.jpg
さらには、ヘアカラーではかぶれない(アレルギーの出ない)、化粧品染料が入ったハーブのカラーもあります。それとヘナのナチュラルをミックスして色味を作ってみたもの。やはり、茶色の染料が入ったハーブと比べると色は薄めです。

P1157516.jpg
3つ並べてみました。左から天然ヘナとインディゴ、化粧品染料のハーブと天然ヘナ、茶色の染料が入ったハーブカラー。

どれも髪は傷みませんが、かぶれないのは左の2つ。

人によってケースが異なりますので、何を使うのかは相談次第。もう少し実験したりコース設定を考えたりして、しっかりとメニュー化していきたいと思います。

気になったあなたは、ご相談下さいね。

Pocket

コメント

タイトルとURLをコピーしました